法人会会長 就任ご挨拶

 会長
(一社)岳南法人会 会長 田中 實

 

   「新年度に寄せて」  

  “ 社団法人岳南法人会は更に元気良く”

5月23日第30回通常総会において、井出 稔前会長より会長職を引き継ぎました㈱田中機械工業所の田中 實です。
新組織の理事、役員並びに全会員の皆様方と共に、「岳南法人会」の目的と事業、そして会員相互の交流、親睦の
充実、発展と使命達成に頑張りましょう。
去る3月11日の東日本大震災で、同じく活動していた被災地域の10余の法人会が喪失し、会員の方もお亡くなりに
惨状を聞き、当法人会として心よりお見舞い申し上げ、 あわせてご冥福をお祈りいたします。
それぞれ先行きのご苦労もありますが、早期復興と活動の再開をご祈念いたします。 この大震災は「想定外」と
か「予想外」の言葉が、日本国中に混乱を巻き起こしました。原発の放射能の流出、拡散は被災地はじめ隣接県
に大混乱を招き、その復興と対応処理は今だ遅々としています。「不安ベール」は被災地のみならず、すでに国
内の経済界、産業界に甚大な影響を与え、そして当岳南地域へも波及し景気回復を遅らせています。この様な
何となくスッキリとしない世情は、法人会の本願である「会員拡大」に一抹の不安を覚えます。
この逆風に本会は「今年も頑張ろう」と気力を奮い立て、理事、役員一人一社の新会員勧奨を目標とします。
また、「組織等の見直し」で本年度早々に決断すべき懸案があります。
それは「公益法人制度改革」の問題です。 この件は、昨年から「公益法人研究委員会」を編成し検討、協議し
詳しい専門家の相談を仰ぎ、岳南法人会としての大方の意向が固まって来ており、先ず「一般認可法人」制度
を採択する方針で、しばらくこの制度の手法、業務内容を見極め、場合によっては将来「公益認定法人」へ移行
する選択肢も考えて置きたいと思います。 いずれにしろ新制度の採用は取り扱う立場の事務局が対応に苦慮
しますので、各理事、役員のご協力を切にお願いいたします。
また、県連部会長を擁する「女性部会」にありましては、結束して事業達成に行動され、本会も同様積極的に
協力いたします。
そして「青年部会」についても年間の事業計画の実行は本会、女性部会との協賛、協力を必要とします。内容
の濃い活動を期待し、さらに他法人会の青年部会との交流、親睦を計り新たな事業活動の糧を求めて下さい。
予定されている事業活動を各担当組織の活発な行動で実施展開いたしましょう。